スペイン旅行 その5

場合によってスペインの朝は遅く、ホテルの朝食はその一例。しかも料金が結構高い!朝食込みの安いプランが無ければ、
ホテルは早々に出て、街中で食べるのも良いものです。巡礼路上の街ならば、巡礼者向けに手頃な店が見つかります。
この日はパンプローナを出て、プエンテ・デル・レイナの街で朝ゴハン。パンにコーヒーやココアといった簡単なものだけど、
まだ寒い朝には暖かい飲み物がなによりも嬉しいものです(写真左:人心地ついて、食事したバールの前にて)。
この街は王妃が巡礼者の為に架けた橋(真中の写真;なかなか美しい)が有名で、2つの巡礼路が合流する街。
それ以外にこれといった見所もないけれど、なんだか落ち着きました。やはり小さい街が好きなんですよね、私達。


次の街は、北のトレドと称されるエステーリャ。多くの教会があり、回廊が美しいとかなんとかガイドブックで見て、
期待していたのですが...しかーし!閉まってる(写真右)。どこも閉まってる〜。
時間の関係ではなく、全く開けてないみたい。欧米人のグループも途方に暮れてる。
そんな時はバールに限る!ってことで暑い日差しで乾いた喉を潤しましょう( ̄▽ ̄)V


この日はエステーリャを除くと小さな街巡り。ハビエルの話で触れたイラチェの泉に寄ったのもこの日でした。
ロス・アルコスという、当時は巡礼路の関係で栄えたという街も、午後の熱気の中でへたり込んだ感じ。
そんな街には洒落たレストランなどはないけれど、街の人が集う『バール』に分類されるお店を見つけて昼食(写真左)。
たまにはこんな昼食にしないと、夕飯が入らないしね〜。


ログローニョに着いたのは午後3時台。
シエスタの国では、お昼に一旦閉めた教会などが再び開くのが遅い。午後4時といった場合もあるが、この街ではなんと
午後6時とか。乾燥した平原で、車での移動だったけど、この日は随分と暑かった!あーもう疲れた〜〜と、私達も昼寝。
ゆったり過ごした後、まだ日も高い街へ出かけて散策してたら、楽しい絵地図発見(写真右)
まだ先の長い巡礼路、これから巡る予定の街々の絵を見て楽しんだ3人でした。
その後は、スペイン随一のワインの産地、リオハ州の州都ということで、ワインを買ってから夕食へ。
次回は、スペインの食事編、第二弾。バールへ行こう(バールといっても色々あるのです)です♪