スペイン旅行 その4

今日はスペインの小さな町巡り♪大都会と違って駐車場は簡単に見つかるし、昔栄えた街は小さくとも見所が沢山!
ということで、ハビエル城から牛追い祭りで有名なパンプローナへの道すがら、サングエサとオリーテに寄りました。
ちなみに、ハビエルは是非とも寄るといいですよ。インフォメが周辺地域の街の地図など置いていて、情報収集はバッチリ。
これから行く予定の街のパンフレットも手に入れる事が出来て少し安心。




まずはサングエサ、ここはバロック時代に繁栄した街。以前、シチリアでも同じ時代に栄え、バロック建築が多く残る
街(Notoという街です)を回った記憶が蘇ります。何と言っても特徴は屋根のひさし(上の写真、左側)。
ひさしを大きく張り出して、そこに動物やら人物やら装飾をして競ったようです。
今は田舎町で、外人さんは大型バスの団体でも来るけれど、教会はとても素朴。繁栄の名残で数は多く、建物はしっかり
だけど中の装飾はまあ地味(上の写真、真ん中。かなりお気に入りの写真!)。そこへ、地元の人がやって来て祈りを捧げる。
観光地の有名な教会もいいけれど、教会本来の荘厳さはむしろこんな教会でこそ感じられる気がする。
それだけに写真を撮るのには気を遣ってますよ。教会内ではフラッシュは決してたきません(みんな、そうすべきだー)。
さて、サングエサからオリーテまでは、しばらく田舎道♡ その途中のブドウ畑??でも、何だかブドウの木の背が
低ーい。ブドウの実がほとんど地面すれすれ(上の写真、右側)。
一家総出で収穫中の皆さんに手を降ったら、思いっきりブドウを持ち上げて手を振り返してくれました!



次なる街はオリーテ。かつては王宮が置かれた街だけに、そのお城がなによりの見物。でも、一時は荒廃して修復が大変
だったそうな。お城内部にはその修復過程の展示がありました。
丁度その日はサーカスがあるようで、一座は宣伝の為に街を練り歩いてました(写真、左側)。ロバの背に股がるヒヒが
なかなかにやんちゃ。諦め顔のロバ。どうしていつもロバって哀愁が漂うのでしょうか。
そして、昼食。前回、スペインの食事で触れましたが、その典型がこの時のランチセットの前菜、ヒヨコ豆のスープ。
ボウルが運ばれて来て、器に注ぐのよね...と思ったら、そのままテーブルの上に置かれました。これ一人分!!(写真、真中)
とても食べきれなかった...(残すのは嫌だったけれど)。しばらくはヒヨコ豆、見たくなかった....。
この日の泊まりはパンプローナ。街中の道は車で一杯だったし、ホテル探しに一苦労だったし、都会は疲れる。
お昼があまりに(!)しっかりしていたので、夜はもう軽くていいやと、市場で買い出し。生ハムだってスペインなら安い。
ワインなんて、それこそ1ユーロ弱からフルボトルが買えます。
そこで目にしたウナギの稚魚(写真、右側)。今や話題のあれですよ!ヨーロッパからの輸出が禁止されたら、日本で鰻の
蒲焼きは食べれなくなる心配も。地元ではこうしてばんばん食べてるのよね...どうなのでしょう?

今日はここまでーー。